いつもは使っていないメールアドレスにメールがあった。
内容が端的過ぎて、昨今の迷惑メールにも似た感じもあったので、放っておいた。

次に来たメールに私宛だと特定する内容があったので、私宛に来た事が分かったのだが、
その後に、衝撃の内容が書いてあった。

友人が亡くなった、と。

その友人とは、年賀状が戻って来たり、いつの日か連絡が取れなくなっていた。
でも、彼女は私の人生に大きく影響を与えてくれた人。
私より若いのに、色んな事を勉強するきっかけをくれた人でもある。

便りの無いのは良い知らせ
便りの無いのは元気な証拠

・・・って、誰が言ったのだろう?
その言葉を鵜呑みにしていた。
ポジティブな彼女である、きっと元気にしているだろう、そう思っていた。

太陽さえも引け目を感じるぐらいの、大らかで情熱的な女性だった。
そんな彼女の命を奪ったのは「癌」
詳細はわからないが、昨年胃がんを患い、その後肺や骨に転移したのだそうだ。
やはり若いと進行が早いのだろうか?

本当に残念でならない。
今、深々と悲しみが押し寄せてきている。