新幹線に乗るまでの間、ちょっとつまみながら飲もうと思った。
確か黒塀横丁と言う、食い物のcomplexがあったなぁと思い、向かう。

寿司に引き続き、江戸らしいものと思って、時間があれば老舗のおでん屋にでも行きたいと思っていたのだが、時間も無かったので諦めていた。
そしたら、その黒塀横丁におでん屋があったので、そこにしようと連れが言う。
別のところでも良かったんだけど、まぁいいか、と暖簾をくぐる。

結果、失敗だった。
先ず、関東風の濃い出汁のおでんではない事。
関西風の出汁で煮てあるらしいのだが、関西の味に慣れてきた私の口にもかなり薄い。
関西のイメージは、出汁をしっかりとってある感じで、塩辛く無く、出汁の芳醇な香りが口の中から鼻へ抜ける感じでなければ関西風といえない気がするのだが、ここのは出汁の味も薄く、まるで白湯のよう。
素材と出汁がコラボレートしていない感じ。
↓この変り種のトマトのおでんも「はぁ?」と言う味。

そして、1つ1つの金額も割高で、コストパフォーマンスは悪い。
連れ達が好きな日本酒の種類もさほどなく、非常に居心地も悪い。

後で調べたら、銀座の名店で修行をされた人がやっているそうなのだが、残念としか言いようが無い。

◎お店データ
羅かん
http://www.tokyoinfo.com/store/101-01.html

↑上記のような感じだが、東京駅構内と言う事で立地だけ。
総合評価☆半分