こんな急に会えなくなるなんて、1ヶ月前は思いもしなかった。
先月、隅田川の花火に呼んでくださった、ばななさんが急逝された。

花火の写真の事で、また連絡するからとメールをもらってから連絡が無いので、あれ?とは思っていたのだけど、ふらっと温泉行ったり、びわの葉温灸を受けに行ったりするばななさん、そしてお仕事もお忙しそうだから、なかなか連絡する暇が無いのかな?と。

どうしてもお返事が欲しい用事が出来た為、19日にメールを送ったのだけれど、遅くとも2~3にうちにはお返事が来るはずなのに来ない。
もしかしたら、足が痛いとおっしゃっていたので、入院でもされたのかしら?
とりあえず、電話をしてみる事に。
呼び出し音は鳴るのだけど、なかなか出てくれない。ま、入院してたら出られないか。
そう思っていた。出られるチャンスの時には出てくれるよね、と、しつこくない程度にかけ続けてみた。

22日の20時過ぎにまた電話をかけてみたのだけど、繋がった!と思ったらばななさんではない別の人が電話に出られ、実は、今日の15時前に亡くなったと告げられた。
あまりの事に言葉が出ない。混乱する。しっかりしろ!ちなつ!!
なんとか、震える手で、お通夜と告別式の日を書きとめ、自分も同じがん患者である事、そしてがん仲間がいる事、みんなにお知らせする事をお約束した。

電話に出てくださった方のお話によると、
14日に足の痛みが酷くなったので入院されたそうなのですが、亡くなる2~3日前から具合が悪くなり、22日当日の朝から昏睡状態で15時前に亡くなったと言う事のようです。
そう聞いても、1ヶ月前の元気なばななさんの顔が浮かんで、全く信じられなくて、、、、、
連絡したフレンズも皆、信じられない気持ちでいっぱい。

26日日、数名のフレンズと待ち合わせて、お通夜に行った。
祭壇の真ん中で、着物を着て微笑むばななさん。
あぁ、現実なんだなぁ、と知る。
式と通夜振る舞いの後に、ばななさんに会いに行く。
棺の中で目をつぶっているばななさんは、パッと目を開けて、今にも起きてきそうだった。

「じゃぁ、またね」
暫しのお別れ。

ばななさんからの最後のメール
「電話が入ってしまって。花火の写真のこと、後でまた連絡します。よろしくお願いしますm(__)m
このおつまみは豪華でしたね。みんなで食べたら余計においしかったし。来年もまたまたやりたいね 乾杯☆」
そう、またまた来年もばななさんは花火を見るはずだったんだよ、、、、、
スターマインよりでかくて明るいばななさんの笑顔を暫く見ることが出来ないと思うと、切なくて、切なくて、、、、、

私のビールの飲みっぷりをニコニコ見ていてくれたばななさん。
次会う時は、肝臓の事なんか心配せず、思いっきり飲めるね。
約束の神谷バーには一緒に行けなくなっちゃったけど、天空のバーで乾杯?
それとも今度は隅田川の花火を上から見ながら乾杯ってのも良いねぇ~
そっちに行くまで、もうちょっと待っててね。


最後になってしまいましたが、ナイトカオちゃんが、献花の段取りをしてくださいました。
お花の名前には「ばななフレンズ会 有志一同」と素敵なネーミングをつけてくれました。
これなら、ばななさんによーーーくわかるからね(^_-)-☆
ありがとう!カオちゃんm(__)m