あと1時間半ほどで今年も暮れようとしております。

大晦日ってか年末年始、私はあまり浮いた気分にはなれない訳で・・・

15年前の今日、私は病院の部屋の床に座り、借りたポータブルTVで
紅白を見ながらチビチビとビールを飲んでいました。
明けて元日は、素晴らしい朝日で、母の病状も少しは改善するのでは?
と思えるほどでした。
その願いも虚しく3日に母は旅立ってしまったのですが・・・

小学校にあがる前に離婚、女手一つで育ててくれた母親になんの親孝行も出来ないまま先立たれてしまった訳で、悔いばかりが残ります。
せめてあの世で「これが自慢の娘です」と言って貰える様に生きて行こうと決めたのですが、どうなんでしょうねぇ?

友人の母上がいつもその友人を誉めるので、かなり羨ましく、そんな母親に憧れると言ったのが、私の母にとってみればとてもショックだったらしいです。
私はただ単に誉められたかったんですが(母が口に出して誉めてくれた事は5本の指もないぐらい?)、口に出して言う事が必ずしも正解ではないですよね?
亡くなってから初めて、私は母にとても愛されていた事を知りました。
大事な事を知ろうとせず、軽率な発言をした自分を今も後悔しています。

生きている間には言えませんでしたが、今は胸を張って「私の母は宇宙一」だと言えます。

気付かない自分が悪いのだけど、本当に感謝したい「生身の母」が居ないのが激しく悲しいです。
失って初めて分かるものが、私には多過ぎたようです。
なので、うっかりするまえに、ちゃんとお礼だけは言っておかないとね!

ここ数年、病気がちで癌にまでなり、低空飛行でヘロヘロのまま来たわけなんですが、3猫が居てくれたおかげで、「生きる」事に執着でき、来年もまた元気で頑張れそうです。
ケマ&パオ&コハダに感謝!

本当にあれこれ親身になって、こんな私の事を心配してくれる、友たちに感謝!
新しい出会いもたくさんあって、これにも感謝!

色んな経験を踏まえ、また来年も感謝とチャレンジ精神を忘れずに頑張ります!(^^)/
来年も、よろしくお願いしますm(__)m